日経先物の大幅上昇の要因は何?誰がどんな理由で買っているのか?

2月22日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

米エヌビディアの好決算を受けて、東京市場でも半導体関連株が大きく上昇しました。

日経平均も過去最高値を更新して、次は40000円を目指すことになります。

2月22日に下げた銘柄は518銘柄、上げた銘柄は1082銘柄ありました。この1082銘柄ですが、日経先物のように大きく上昇したのではなく、1円高とか5円高とか15円高というように、意外と伸びてないのもありました。

ちなみに相場先生が長年手掛けてきた日本郵船は、この日、下げています。

これらを勘案しますと、日経先物が他よりも大きく動いているといえます。

前回の番組で相場先生は、「日経先物に海外の資金が入ってきている」と話していました。中国経済が危ういということで、中国から資金を引き揚げて、その資金で日経先物を買いに来ているとのことです。

つまり、「よくわかってない人が『日経先物は上がる』と思い込んで、買っているだけだ」と相場先生は話していました。

ところで最近、相場先生のところに中国、香港、シンガポールの資産家から「資金を運用してください」というリクエストが来ているそうです。

もちろん、相場先生はすべてお断りしたそうです。

ゴールドの今後の動き

ゴールドは天井を付けた後に100日線まで下げてきました(2月14日)。そこから7日間上げてきました。

相場先生の見立てでは、「この先上げたとしても、どこかで下げるのではないか」ということでした。

その理由は、5日線の高値と安値が徐々に切り下げってきているからです。つまり、高値安値が切り下がっている中での一時的な上昇と見ているわけです。

建玉操作を使ったゴールドの戦い方

番組終了後のYouTubeライブでは、ゴールドの戦い方を教えていただけました。

建玉操作を使ったプロのやり方です。

前述しましたように、今のゴールドの価格はオレンジの100日線まで下げてきて、そのあとは少し上昇してきました。

しかしながら、最高値を更新した後の動きを見てみますと、高値と安値が段々と切り下げてきています。

このことから、「いまの上昇は前の高値まで行かずに下落するのではないか?」と予測することができます。

従いまして、戦い方としては、以下のチャートのようなトレードプランを立てることができます。


TradingViewで最新チャートを確認する

下半身出現で買いを入れます。0-2

その後上昇して前の高値に近づいたので、売りを入れます。2-2

さらに上昇した場合は、買いの勢いが強いと判断して買いを追加します。2-3

こうすることで下の方で買った買い玉は利益になっており、追加の買い玉はトントンです。売り玉はマイナスですが、買い玉のプラスの方が多いので、トータルではプラスです。

次に上昇したら売りを追加します。3-3

この「3-3」はこの時点ではプラスです。この後、どこかで下げてきたら売り玉の3を手仕舞います。その時に売りを1追加して4-0で下げを獲ります。

今回のゴールドのようにある程度上限が分かっているときは、このような建玉をすることができます。

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