「100日線に当たったら一旦手仕舞い」相場流・売買判断の新ルール | 一生使える株式投資術の実践的考察
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「100日線に当たったら一旦手仕舞い」相場流・売買判断の新ルール

相場の潮流

2026年9月24日放送「株は技術だ!」の注目ポイントをまとめました。

本日のマーケット振り返り

24日の東京株式市場で、日経平均株価は4日続伸し、連休前18日の終値に比べて495円4銭高の65,513円99銭で取引を終えました。

シルバーウィークの大型連休中にアメリカ市場でAI・半導体関連株が上昇した流れを受け、連休明けの東京市場でも関連銘柄を中心に買いが集まりました。

日経平均の上げ幅は一時1,200円を超え、節目の66,000円を上回る場面もありました。一方、国内債券市場での長期金利の上昇は株式相場の重荷となっています。

本日の主要データ

  • 売買代金:概算9兆2,038億円
  • 売買高:24億9,306万株
  • 値上がり銘柄数:674
  • 値下がり銘柄数:838
  • 横ばい銘柄数:42

日経先物:100日線に新ルール

本日はザラ場で67,000円台まで到達しました。エネルギー棒は前日に買いサインが点灯し、現状は保有中の状態です。

ただし移動平均線を見ると、緑(10日線)・青(20日線)ともに横ばいで方向感に乏しく、オレンジ(100日線)に接触している状態です。

オレンジ際は乱高下しやすい局面のため、上げ基調ではあるものの、あえて大きく資金を投じるタイミングではないとの判断でした。中長期ではエネルギー棒の雲がだんだんに下がっており、依然下落基調で上昇転換には至っていません。

相場先生は今回、「下から上がってきてオレンジ(100日線)に当たったら、利益が出ていても一旦手仕舞う」というルールを新たに定めたと話していました。

再度上抜けたら買い直す方針で、上から下がってきてオレンジに触れた場合も同様に一旦手仕舞い、そこから反発すれば買い、さらに下抜ければ売りを入れるというやり方です。

ユーロポンド

ユーロポンドの日足では、下値を切り上げながらオレンジ(100日線)まで上昇。

一度下げたものの紫(50日線)で止まり、再びオレンジまで上昇しました。その後の下げでは紫まで届かず、直近ではオレンジを上抜けています。

下値を切り上げながらオレンジを突破してきたことから、相場先生は今後の動きを注目して見ておくと面白いと話していました。

 

ダウ先物

ダウ先物は下落傾向です。

エネルギー棒では下げを示す小豆色が出現。一度上昇したものの前の高値まで届かず、再び小豆色に変化しました。

日足ではオレンジ(100日線)を割り、紫(50日線)も天井を打っています。

さらに週足でもエネルギー棒が下向きで、青(20週線)を割っていることから、現状では積極的に買う場面ではないとのことでした。

 

トウモロコシ

トウモロコシは現在、揉み合いの状態です。

揉み合いの後はどちらかに大きく動く可能性がありますが、エネルギー棒を見る限り、現時点では上昇よりも下落方向が優勢。

そのため、今のところ買いを入れる場面ではないと見ています。

 

S&P500

S&P500も現在は下落中。

一度上昇したものの前の高値付近で止まり、その後下落に転じています。

相場先生によると、エネルギー棒では「逆下半身」が完成する前でも、上昇後に陰線が出ると下げを示す小豆色に変わるケースがあります。

従来のチャート判断よりも早い段階で下落を捉えられる可能性があり、エネルギー棒の特徴の一つとして紹介されました。

 

NASDAQ

NASDAQもこの日の朝から下落に入りました。

ただし、移動平均線はきれいな「パンパカパン」の状態にあるため、今回の下げは一時的な調整となる可能性もあります。

一度下げた後に再び戻れば買いを検討できますが、さらに下落が続き「逆下半身」になれば、下げにつながる可能性もあります。

ただし、パンパカパンなので、どこで下げ止まり、再び上昇に転じるかを見極める場面です。

 

プラチナ

プラチナは一時、下値を切り上げながらオレンジ(100日線)を突破し、上昇しそうな形を作っていました。

しかし、その後エネルギー棒が紫に変化。

価格の高値も切り下がっているため、現状ではまだ下落途中と見ています。

 

 

金

金も現在は下落中です。

一時的に上昇する場面はあったものの再び下落しており、週足でも下落が続いているため、現時点では買いの芽はないとのこと。

日足ではオレンジ(100日線)をはじめ、複数の移動平均線が集中する「オレンジ際の戦い」になっています。

さらに週足では紫と赤がものわかれとなり、「陰・陽・陰」の形になっているため、基本的には下落方向。

そのため、相場先生は今の段階では買いを入れない方がよいと見ています。

 

シルバー

シルバーも現在は下落中です。

オレンジ(100日線)に当たって下落し、再びオレンジまで上昇したものの、再度下げています。

ただし、紫(50日線)は下から上向き、オレンジは上から下向きになっており、このまま進めば両者が接近します。

オレンジと紫の間では価格が乱高下しやすいものの、2本の移動平均線が接近すると、その間で動ける範囲が狭くなります。

相場先生はこれを「檻の入り口と出口を閉められるようなもの」と表現。やがてどちらかに動かざるを得なくなるため、今後のシルバーを見ておくと面白いとのことでした。

週足では「陰・陽・陰」となっているため基本は下落ですが、日足でオレンジと紫がさらに接近した後、どちらに動くかがポイントになりそうです。

 

天然ガス

週足ではダブル底を形成。緑(10週線)の上に陽線で乗り、翌週は陰線、その次の週に再び陽線となっています。

相場先生が以前から説明している、

「移動平均線の上に陽線→陰線→陽線」

という上昇パターンです。

さらに、下向きだった青(20週線)も上向き始めています。

日足でも、以前はオレンジ(100日線)に挑戦して跳ね返されましたが、その後の下げでは前の安値を割らず、再びオレンジを上抜けてきました。

エネルギー棒も上昇を示すピンクが3本連続で出現。しかも以前のピンクより高い位置にあることから、上昇エネルギーが強くなっています。

相場先生は天然ガスについて「非常に有望」と見ています。

 

原油

バラエティ番組で原油高騰・供給逼迫が取り上げられていましたが、チャートでは前回高値圏でもみ合った後、直近2日ほどは100ドル付近で下げに転じ、エネルギー棒も下げを示す小豆色となっています。

相場先生はこうしたメディア報道に釣られて売買判断をしないよう注意を促していました。

 

投資の提言

前回の放送で回答できなかった質問と、コーヒーやココアが好きなリスナーが多いことを踏まえ、まずコーヒー相場についての解説がありました。

コーヒー:売りを持っている人はまだ手仕舞わない

コーヒーは週足でオレンジ(100週線)にぶつかり、ダブル天井を形成して下落しています。

エネルギー棒も下落を示しており、相場先生は前回の番組でも「買いか売りかで言えば売り」と話していました。

日足を見るとすでにかなりの本数を下げていますが、紫(50日線)が下向きで、その下に青(20日線)が位置しているため、まだ簡単には上昇できない形です。

 

長期間下げた相場(そうば)が上昇に転じるためには、まず赤(5日線)と緑(10日線)が接近・交差する必要があります。

そのため、すでに売りポジションを持っている人については、まだ手仕舞わずに保有する場面とのこと。

一方、今から新規で売る場合は、すでに下げの本数がかなり経過しているため注意が必要です。

今から売りを入れるならば、売りを入れた後、赤と緑が交差して上昇の可能性が出てきたら買いを入れて「1-1」にする。

その後ダブル底を形成すれば売りを手仕舞って買いを残し、さらに下げるようなら「2-1」にするなど、建玉を操作しながら対応する方法が紹介されました。

リスナーからの質問

イオン(8267)

9月11日の金曜日から赤の下で陰陽陰となって水曜日に陰線が出たので、先生が言われた底割れの可能性が出てきたように思います。現在スクエア3-3ですが、含み損(上げて買い、下げて売り)もかなり膨らんでいます。ローソク足や移動平均線の様子から下げ目線のような気もしますが、ボックスのような気もします。今後の展開の見方を教えてください。

相場先生の回答:イオンを見ていただくと、基本的にはいい線を行っていました。オレンジは下がっていましたが、紫と青がくっついてきて、底のような形を作ってきました。これはもみ合いかなと思っていたら、少し底割れしてしまいました。

ここ(底値付近)で買っていた人は、オレンジに当たってどうなるか注意が必要でした。この底付近で買っていて、逆下半身が出たら一回売りを入れた方がいいです。オレンジまで上げたところでは、買いが溜まっていて、そこで売りを入れた後にすぐ上がってしまったらどうしよう、というメンタルが出てきます。

底っぽいから買いを溜めていたところに、逆下半身が出てしまい、なかなか売りを入れられないものですが、逆下半身は逆下半身なので、売りが3入ったら買いを1くらい入れてきます。

翌日、移動平均線を割ってきたので3-3にします。その時の気持ちとしては、今1-2なのに、ここで売りを入れないメンタル、「明日上がってしまったらどうしよう、オレンジも近いし1日待とう」というメンタルが必ず起きます。

もし翌日上がったとしても、建玉の操作をすればいいだけなのに、「もうすぐだから待とう」とやってしまうと、こういうこと(さらなる下落)になってしまいます。ですから、躊躇せずに売りヘッジを入れることが大切です。

もしその後上がってくれば、「そうか、ここの安値でやはり止まったんだ、これは踏み絵だったんだな」と捉えればいい。一応売りも入れて、上がったら「大丈夫だったんだ」ということで売りを切って買いにする。だから売りは必要経費です。

今回はそうではなかったわけですが、まだ下値は超えていません。そして紫(50日線)に当たって下がり、これもまた売り。そうすると、現在は売りと買いがスクエアか、売りを多めに持てているはずです。やはり建玉操作の巧みさが問われる場面です。

週足を見ると、確かに何週間も横ばいが続いた後、下に割れました。ただ、これで下落が決まったかというと、青(20日線)が下がっているのでまだ何とも言えません。上がるためには、コーヒーの例でも話した通り、まず赤と緑が交差しないと話になりません。それまでは上がりません。

赤と緑が交差した後、今度は赤と青が交差しないと、これだけ大きく下げた場合は上がれませんが、現状は青が下向きなので交差できていません。

青・緑・赤がすべて下向きですが、ダブル底の可能性はあります。理由は月足にあり、ちょうど1,300円のところに何度も下ヒゲが出ており、1,300円台での攻防が続いているため、下落が確定したとも言い切れません。

ただ現状は売りの方が多い状態です。今後は1,300円の攻防の中で下半身ができ、赤と緑の交差が起きたタイミングで、売りを一回手仕舞い、買いを足していくような操作が必要になってくるでしょう。

小麦先物

先物の小麦の下げが本数経過してきたので、そろそろ下半身になるかなと思っています。
これはまだ下半身にはなりません。青(20日線)が天井を打っているので、下半身にはならないですね。ただおっしゃる通り、これだけ下げてきているので、「見て見て見て見て待つ」というのはやはり非常に大事かもしれません。

YouTube延長配信:リスナーからの質問&コメント

川崎汽船(9107)

9107川崎汽船ですが、9月3日を見て買い、9月9日を見てスクエアにしました。ボックスと思いキープしていましたが、本日9月17日を見て、明日売りを損切りしようと思います。ここを抜けたら買いを追加しようと思います。

川崎汽船を見ていただくと、現状はボックス圏です。この方は9月3日を見て買ったんですね。移動平均線はオレンジ・紫・青・緑・赤の順番で並び、上げそうな形をしていますが、本数を見るとこの時点で13本、14、15、16、17、19、20本と伸びており、少し怪しい状態でした。

ただ、買うのも分かります。前の4〜5日分を一気に超えてきているので、買いたくなる形です。

ここで注目してほしいのは、赤と緑が完全にくっついていることです。赤と緑がくっついて同じ方向を向いていれば買い、と株塾で言ってます。

下からオレンジ・紫・青・緑が全て上向きで、赤も一旦下げたものの緑と同じ方向に向かっているので、これは上げのサインといえます。これは買いでもよかったのですが、実はこれはダブル逆下半身になっていて、本来はスクエアにしないといけない形でした。そうすると、この日(9/4)に本数の限界だったことが分かります。

いつも言っている通り、相場(そうば)は天体の動きとは違うので、この形が出たら必ず上がるというわけではありません。上がる可能性は高いですが、ダブル逆下半身が出たことで、上がる可能性は少し減っています。

ただ依然として青は上を向いているので、上げ余地はあると見ていくと、緑はまだ横ばいで1-1(売り1・買い1)の状態です。青が上を見ているところで、一旦売りは切った方がよく、そこで買いを入れて持っていくというのが私のやり方です。

こうした場面は、難しく見えても一つひとつ分解すれば単純です。私は最近、難しいことは短い時間に分けて、短時間でたくさんこなすのがいいと考えるようになりました。

株塾生にもやってもらってる練習に、ペイント練習と、もう一つ紙芝居練習があります。紙芝居は、チャートの続きを隠しておいて「この後どうなるか」を考える練習です。

私自身、実はこの紙芝居が一番苦手です。ペイントは見えている状態で書けますが、先が見えない紙芝居は非常にストレスがかかります。それでも嫌で嫌でしょうがないからこそ、塾生には「何千年分やれ」と言っていますし、私自身も続けています。

嫌だからこそエネルギー棒という指標を作ったのですが、それを使って塾生が利益を獲れるようになるのを見るのが楽しみになりました。

朝晩、目を閉じて考えていると、嫌なことでも短時間に区切ってやる方がいいと気づきました。昼寝で頭がクリアな時に10分だけやる、好きな武道の本を読んで15分だけやる、というふうに、だましだまし紙芝居練習を続けていると、その「嫌な期間」の間隔がだんだん長くなっていきます。

傍から見れば長時間集中しているように見えますが、実際は本当は嫌なんです。つまり、嫌なことをやるときは短い時間だけ集中してやり、休んでまたやる、を何クールか繰り返すのがいいということです。

川崎汽船の話に戻ると、この陽線(9/3)は、下からオレンジ・紫・青・緑がすべて上向きになった形で、基本的には上げのサインでした。ですからこの方がここで買ったのは正しい判断です。

ただ、繰り返しになりますが、相場は化学式や天体の動きとは違い、色々な人の気持ちが入るものなので、この形が出たら絶対に上がるというわけではありません。まずは買うしかなく、買った後にダブル逆下半身が出たところ(9/4)で売りヘッジを入れる。これで一旦1-1にしてキープします。その後も移動平均線が並んだままなので、売りも買いもそのままにしておきます。

その後下がってきて、9/9のところで売りを入れるか迷いますが、青が上を見ているのでどこかで必ず上がると考え、青にくっついた時点(9/10)で売りを手仕舞います。理由は青(20日線)が上を向いていることと、下の方で紫が離れていることから、上がる確率が高いと判断したためです。

売りを切ったことで買いだけの状態になり、売りは利益を確定してポケットに入ってきています。トリプル下半身が出た9/11のタイミングで買いを足してもよかったのですが、心配だったので9/14で買いを足しました。

そのままキープして9/16に追加し、前回の高値に対してもみ合いながらも本数を数えると15本になり、前回の高値に並んだところで買いは手仕舞いにするのが良いタイミングでした。

LINE Yahoo(4689)

LINE Yahooは天井圏の動きでしょうか?その場合の建玉操作、どのようにしたら良いでしょうか?

おっしゃる通りです。LINE Yahooは月足で見るとダブル底になっており、そこから上がってきました。ダブル底の真ん中、ちょうど尾てい骨のあたりにぴったり並んだところで、今は下げているだけです。

週足で見ると、ダブル底を作り、オレンジ際の戦いに勝った後、今は一旦休んでいる状態です。休んでいるだけなので、今入れるなら売りです。理由はエネルギー棒が小豆色(下げサイン)を出しており、一度上げの動きが入りかけたものの、また小豆色に戻ってしまったためです。

当面は下げ基調ですが、これがどこかで戻すようなことがあれば、月足で見た大きなダブル底の前の高値に並んで下がっているところなので、この辺りから上がってくると上に抜けていく可能性があります。

これを週足で見ると、いわゆる「カップウィズハンドル」の形になります。カップウィズハンドルというのは、Wの形を作り、前の高値に並んで、そこから少ししか下げずに上がっていく形のことです。

こうして前の高値に並び、わずかな下げで反発すると、かなり上がる可能性が高いパターンです。月足のカップウィズハンドルの形になれば、560円を超えてきたところが注目点になります。

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