相場流トレード上達の秘訣|「一問10時間」の勉強法でチャートの見え方が変わる | 一生使える株式投資術の実践的考察
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相場流トレード上達の秘訣|「一問10時間」の勉強法でチャートの見え方が変わる

相場の潮流


2026年8月20日放送「株は技術だ!」の注目ポイントをまとめました。

本日のマーケット振り返り

20日の東京株式市場で、日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比890円37銭高の66,216円79銭でした。前日のアメリカ株式市場で主要3指数が上昇した流れを引き継いだ買いが優勢となりました。

20日の韓国株式市場で半導体株比率の高い韓国総合株価指数が急伸したことも追い風となり、日経平均の上げ幅は一時1,000円近くに達しました。日経平均は前日までの続落で3,900円近く下落していたため、自律反発狙いの買いも入りやすくなっていました。

本日の主要データ

  • 東証プライムの売買代金:概算8兆6,034億円
  • 東証プライムの売買高:22億5,115万株
  • 値上がり銘柄数:1,320(全体の8割強)
  • 値下がり銘柄数:204
  • 横ばい銘柄数:32

日経先物:どこで買い、どこで手仕舞うべきだったか?

前日はかなり大きく下げましたが、今日は反発。とはいえまだ下半身には程遠く、慌てて買うような場面ではなさそうです。

7/29の安値からの本数を数えると、8/17で13本、8/18で14本になります。相場流では、このように上昇が13~14本続いたあたりで陰線が出たら、一旦手仕舞うという考え方があります。このルールに従っていれば、7/31の買いポジションも8/19の大きな下落に巻き込まれずに済みました。

買いを入れるタイミングとしては、オレンジ(100日線)まで下げて陽線が出ても、まだ信じきれず様子見。

その後、赤(5日線)の上に陽線で乗り、翌日陰線になっても赤をキープし、さらにその翌日(8/4)に再び陽線となる――この形が出ると、かなりの確率で上昇していきます。

本数は14〜15本を目安とし、14本目で陰線が出たらそこで手仕舞うのが理想です。欲張って保有を続けると、翌日の大陰線に巻き込まれる可能性があるため注意が必要です。

今のところは、あまり積極的に手を出す局面ではないというのが相場先生の見立てです。

大豆:勝率が極めて高い「陽・陰・陽」の鉄板パターン

大豆チャートでは、相場流の上昇シグナルが出現していました。

  1. オレンジ(100日線)際まで下げて横ばい後、8月12日の陽線で緑(10日線)の上に乗る。

  2. 翌8月13日は陰線(コマ)となったものの、緑(10日線)の上をキープ。

  3. 8月14日に再び緑の上で陽線が出現(「陽・陰・陽」で緑の上をキープ)。

  4. この力関係の強さを確認し、翌寄り付き(8月17日)で買いエントリー。

相場先生はこの局面で、必要証拠金4,400万円に対し約3,500万円の利益(元金44万円なら約35万円の利益換算)を得ました。手仕舞ったのは、前の高値に並んできたところです。

その他指数・コモディティの状況

  • ダウ先物: 下落から横ばいへ移行。相場先生は売りを持っていたものの、そろそろ終了の雰囲気。

  • オルカン(全世界株式): 節目となる3,000円を突破後、現在は3,000円まで押して下げ止まり中。ここから反発して復活できるかが買いの焦点。

  • トウモロコシ(コーン): 大豆と似た形。緑(10日線)の上にローソク足が乗り、陰線でも緑の上をキープしているため、買いが狙える形状。

  • ゴールド(金): オレンジ(100日線)際の攻防を上抜け。陰線ながら前日の陽線より高い位置を維持しており、戻り歩調に入る可能性。シルバー(銀)は金と似ているが、まだオレンジの下。

  • ナチュラルガス: 下値を切り上げ、青(20日線)の上をキープ中。このまま青の上を維持できれば上抜けの期待あり。

  • シュガー(砂糖): オレンジ際の戦いに勝ち、「陽・陰・陽・陰・陽」のリズムで上昇。買い玉をキープする展開。

  • ココア: 移動平均線(赤・緑・青)が横ばいで絡み合う三角保ち合い。エネルギーを溜めている段階のため、上下どちらかにブレイクするまで手を出さないのが鉄則。

  • コーヒー: エネルギーを溜め込み、少しずつ上放れし始めた動き。

リスナーからの質問

練習のやり方について

毎日ペイント紙芝居を一つやるのと、たまにまとめてたくさん練習するのと、どっちが効率いいんでしょうか?
相場先生の回答:毎日少しずつ練習する方が効率が良いです。同じ日にまとめて練習すると疲れてしまい、技術の積み重ねが難しくなります。毎日練習することで、脳も体もフレッシュな状態で、技術が上積みされていきます。

3861 王子HD

8月7日の下半身を見て10日に買いエントリーし、8月17日に青割れ(20日線割れ)逆下半身が出たため18日にスクエアにしたのですが、ヘッジのタイミングは遅いのでしょうか?
相場先生の回答:8月18日にスクエアにしたのは遅いです。買いエントリー後、株価が上がらない場合でも、翌日上がるかもしれないと考えられますが、陽線であっても直近の3本のローソク足の下に入ってしまった場合は、その時点(8/13)でスクエアにするか、2陰線(8/10と8/12)でスクエアにして1-1(売り1、買い1)、上に抜けた場合は0-2にすれば良いでしょう。
最近は1-1で上に抜けた場合に1-2にする方法も使っています。週足で見ると、王子ホールディングスは11本目であり、これ以上株価が上がる可能性は低いかもしれません。

イオンについて

イオンですが底を打って上がりそうに見えるのですが、これは間違いでしょうか?
相場先生の回答:間違いではありません。底っぽい動きをしており、エネルギーが溜まっているため、飛び出す可能性があります。
週足で見ても底っぽいですが、オレンジに近く、下割れする可能性もあります。紫の移動平均線は上がってきて天井を打っています。月足で見ると紫(50か月線)の上で止まっているため、上に抜ける可能性もあります。飛び出す可能性は十分にあると思います。ある程度は。

投資の提言

「一問10時間」の深掘り勉強法

前日の夜、約1,500名が参加したウェブセミナーで相場先生が紹介した「一問10時間」という勉強法について、さらに詳しい説明がありました。

1. 名門校の国語教師に学ぶ「一問に10時間かける」勉強法

相場先生がネット記事で知った、名門校・渋谷教育学園の国語教師の教育実践が紹介されました。

その先生は、東京大学の非常に難しい国語の入試問題をあえて「1問だけ」取り上げ、その1問を解くために合計10時間もの時間をかけます。

まず生徒一人ひとりが問題をじっくり考え、その後グループディスカッションで「自分はこういう意図でこの答案を書いた」と意見を出し合います。そして最後に各グループが発表し、クラス全体で答えを深く掘り下げていくのです。

「1問に10時間もかけていたら、入試本番までに問題数をこなせないのでは?」と思われますが、この勉強法には大きな意味があります。

一つの問題を徹底的に考え抜くことで、本質を見抜く力が身につきます。そして、二問目、三問目と進むにつれて徐々に力がつき、最初は時間がかかったことでも、次第にスムーズにできるようになっていくのです。

つまり、一見すると遠回りに思える「一問10時間」の勉強が、結果的にはその後の学習を効率化していくというわけです。

2. 空手60年・合気道10年の武道経験に通じる「一つの技の追求」

この学び方は、相場先生が長年打ち込んできた武道にも通じます。

毎週通っている合気道では、まず一通りの技を稽古します。しかし、その後に特定の一つの技を徹底的に掘り下げます。

一つの技を深く追求すると、手首の角度、指の開き方、肘の曲げ具合、足を踏み込む位置など、普段は気づかない細かな違いが見えてくるようになります。

これは空手を60年続けてきた経験からも同じだといいます。

つまり、一つのことを深く追求することで、それまで見えていなかったものが見えるようになるのです。

3. トレード上達の鍵も「全体を学び、1つを深掘りする」

この考え方は、トレードの学習にもそのまま当てはまります。

まずはラジオを一通り聴き、月2回開催される「株塾」の勉強会も通しで聞いて、相場流トレードの全体像を理解する。

そのうえで、テーマを一つに絞って徹底的に掘り下げます。

  • 今週は「下半身」だけを徹底的に考える
  • 来週は「ものわかれ」だけに集中してチャートを探す
  • 再来週は特定のパターンを徹底的に研究する

このように一つの事柄を深く追求していくと、**「今まで見えていたチャートの景色が変わる」**ようになります。

これまで見落としていた細かな力関係や、値動きの意味が少しずつ見えるようになってくるのです。

同じチャートを見ても勝てる人と負ける人が分かれる理由の一つは、こうした「一つの事柄を深く掘り下げた経験」の差にあると、相場先生は話していました。

4. くすぶっていた人ほど、後から大きく伸びる

相場先生自身、40年前にトレードを始めた頃は教えてくれる人もおらず、パソコンもない時代でした。

そこで方眼紙にローソク足を一本一本手書きし、移動平均線を計算しながら、「なぜ株価は動くのか」を何日も何時間も考え続けたそうです。

そうした地道な積み重ねが、現在のトレード技術の土台になっています。

株塾の塾生の中にも、最初から器用に勝てるようになる人がいる一方で、何年も成果が出ず、「くすぶっていた人」がいます。

しかし相場先生は、そうした人たちについて、「もみ合ってエネルギーを蓄えた銘柄と同じように、何年も悩み、深く勉強を続けた人ほど、一度ブレイクしたときの爆発力がすごい」と話していました。

一見すると非効率に思える「一問10時間」の深掘り勉強法。

しかし、一つのことを徹底的に追求することで、それまで見えなかったものが見えるようになる。

これは国語の勉強でも、武道でも、そしてトレードでも同じなのかもしれません。

「たくさんこなす」だけではなく、「一つを深く掘り下げる」。

相場流の技術を身につけるうえで、非常に重要な学び方だと感じました。

リスナーからの質問

日本郵船・商船三井について

日本郵船と商船三井について教えてください。月足で日本郵船は7月に並び抜けした形。商船三井は下値切り上がった形になっていました。エントリーの機会を伺っていたところ、8月7日金曜日に日本郵船はダブル下半身。商船三井はオレンジ際の戦いに勝ったと感じたため、8月10日の寄付で買いを入れました。もし先生がどちらか一方に入れるとしたら、どちらに入れますか?
相場先生の回答:この方は月足を見てくださったんですね。日本郵船の場合には、この陽線(26年7月のローソク足)が出て、過去の高値を抜けていました。月足はずっともみ合っていました、2014年からです。それで飛び出したので、エネルギーが溜まって爆発したわけです。では、商船三井はどうか。実は商船三井は一度下げて飛び出して、下げて上げてきました。
私だったらどちらを買うか。週足を見ると、商船三井はさっき見た大豆の日足と一緒です。まだ信用できないなというところから、飛び出してきました。ここで買ってもいいですが、1日待って、本来は陽線の翌日が陰線だったらいいのですが、ここで買ってもいいです。
日本郵船の週足も同じで、オレンジ際で揉んで飛び出してきました。私はどちらを買うかというと、どちらでもいいですね。この形だったらどちらでもいい。銘柄に覆面をして、どちらと言われても、どちらでもいいというところです。ただ、日本郵船の方が慣れているので。形的にはどちらも良い動きだと思います。

9684 スクウェア・エニックス

買いを持っていたのですが、8月12日の引けで手仕舞いました。寄付はチャートを見ていなかったのですが、寄付で手仕舞っていれば300円以上の値幅が取れたので残念です。
相場先生の回答:日足を見てください。例えば8/7の陽線で買ったとすると、これは相場流で買いです。そのまま持っていてたら8/12の引けで下げてしまった。これは寂しいですね。どう考えるかというと、これは事故です。滅多にない事故です。なので、これはこれで運が悪かったと思います。

YouTube延長配信:リスナーからの質問&コメント

「一生モノの株のトリセツ」について

「一生モノの株のトリセツ」に、「目標は1日1分100銘柄」とありますが、1銘柄を1分で10年分見て100銘柄を見るので、1日100分という考え方で合っていますか?
相場先生の回答:これは私が自分で書いた本なのですが、忘れてしまいました。ただ、この文脈からすると、1日1分というのは100銘柄なので、おそらく大げさな表現だと思います。1日1分は60秒なので、チャートギャラリーでバーッとめくっていって60回押すと60銘柄バーッと見れるじゃないですか。
おそらくあの感じを言ったのだと思います。たくさん見ましょう、ということだと思います。これはもう古いですね。『一生ものの株の取説』というのは古いのです。私の昔の動画や教材もありますが、古いものはもう全然違います。
私は昨日の夜から今朝にかけてずっと勉強しているので、10年前と5年前とでは全然違うのです。最新のものを勉強された方がいいと思います。ただ、この時どんな気持ちで書いたかというと、登録しておいた銘柄を1秒1秒めくって、本当は100銘柄なら100秒だから、そんな感じで、とにかく毎日見なさい、ということだと思います。

決算日について

入る銘柄の決算日は気にした方がいいですか?翌日入る銘柄のデモをしていた際に、オリエンタル白石という銘柄を7日に見て、10日に買いで入るイメージをしていたら下がってしまいました。どうやら決算日で売りが入ったようなのですが、結局相場流で行くと、これは買いではなかったのか、私が間違えただけなのか、決算でこういうことがあるのか、どちらなのでしょうか?
相場先生の回答:決算であります。8/7のローソク足のことを言ってるんですね。ここは窓を開けて下がってしまいました。これは決算日を避けた方がいいですね、やはり。相場流で行くと、オレンジ際の戦いに勝って抜けたので買いで良かったのですが、相場流から外れてはいませんが、決算日はこういうことがあるので気をつけた方がいいです。できれば決算日はまたがない方がいいということです。

5401 日本製鉄

7月14日に買って持っていましたが、700円あたりに節目があるようなので、昨日買いを半分利確して、本日売りを入れました。パンパカパンなので、650円あたりで反発するかなと思っているのですが、どうでしょうか?
相場先生の回答:7月14日に買いを入れたのですね。すごいですね。相場流で買い時だったのです。下値が切り上がってきて、紫と青が並んでおり、これは買いで良いでしょう。700円あたりにしこりがあるので、一度手仕舞われたのですね。はい、その通りです。しこりがありますね。
これだけ上がって、本数もいっていますから。この方のやっていることは正しくて、本数で例えば一番下(7/2)から数えるともうここで18本、19本ですし、7/13から考えてもここで19本なので、もうこの辺で手仕舞う方が良いです。
売りを入れたとおっしゃっていますが、今ちょうど功を奏していて、これはパンパカパンで下からオレンジ、紫、青なので、紫まで下がることはないから、早めの撤退ですね。儲かっているうちに、ということではないでしょうか。お上手ですね。

5801 古河電気工業

5801古河電気工業はオレンジを超えられるでしょうか?
相場先生の回答:それは私に聞いても分かりませんが。この辺だからこうで、こうで、超えられませんでした。先週の木曜日におっしゃっていましたが、この時に「オレンジ際ではもみ合う」ということをご理解いただいた方が良いです。
例えば本数がいったから下から持っているんだったら、ここで14本じゃないですか。だから上ヒゲで手仕舞うとか、ここで11本、ここで12本なので、ここで手仕舞うとか。つまりオレンジを超えるか超えないかは分からないけれども、本数が一定程度達していて陰線が出たならば、とりあえずやめておくというのが良いということでしょうか。

高値・安値の確認について

高値や安値は何年前まで確認した方が良いでしょうか?上場来高値更新の銘柄は、過去の高値を気にしすぎるとさらなる上昇を追えなくなってしまいます。
相場先生の回答:よく気持ちが分かる質問です。過去の高値や安値をちょっと追ってみましょうか。例えば古河電工ですが、ここまで行っているので、過去高値がないかなと見ていくわけです。ないですよね?そうすると、これどうしたらいいかわからない、というのがこの方の言っていることです。
過去高値がないのはあまりやらない方が良いのですが、もしやるとしたら、例えば、ここで買ったとします。これで買ってみて、上がっています。これ過去の新高値になってしまうわけです。これで一度手仕舞い。逆下半身になったからです。これしかもう方法がありません。
ただここで手仕舞わず、ヘッジを入れて週足で大丈夫だったら、もうちょっと持とうかな、ということもありますが、やりにくいですね。別にガンガン上がっている銘柄をやる必要はなくて、適度に上がって適度に下がる銘柄の方が扱いやすいです。トレードは、その会社のオーナーになるわけではないのでね。

3436 SUMCO

すみません、どうか助けていただきたく、大変恐縮なのですが、6日の陰線で売りを入れてしまいました。上に紫があり、中立のように思いますが、ヘッジをご伝授いただけないでしょうか?
相場先生の回答:なるほどですね。この方のトレードはどういう風にされたかというと、これで売りを入れたんですね。陰線で6日の売りなので、前回の番組の時に売りを入れたんですね。今はこれ儲かっていますね。
ここで売りを入れましたということですが、そもそもこれが間違っています。逆下半身になっていないからです。だから、売りを入れない方がいいです。逆下半身(8/7)なので売りを入れた方がいいかというと、実は紫とオレンジに囲まれたエリアの中に赤と緑があると乱高下する癖があります。したがって、ここはやらない方がいいです。これは結局上がってしまうんですよ。
ただ、結果オーライで、8/6に入れた売りは今ちょっと儲かっていると思います。オレンジ際なので、またもみもみするから、一旦手仕舞いをして、もっとやりやすい局面で入った方がいいと思います。
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