
相場の潮流
2026年8月6日放送「株は技術だ!」の注目ポイントをまとめました。
本日のマーケット振り返り
6日の東京株式市場で、日経平均株価は3日ぶりに反落。終わり値は前日に比べて617円18銭安の65,683円26銭でした。前日のアメリカハイテク株安や、6日の韓国株の下落を受けて、このところ上昇基調を強めていた人工知能AI半導体関連銘柄への利益確定売りが優勢となりました。
日経平均の下げ幅は午前に2300円を超えて、節目の6万5,000円を下回る場面もありました。ただその後は海外短期筋などによる日経平均先物への買いが目立ち、日経平均は徐々に下げしぶっていきました。
本日の主要データ
- 東証プライム売買代金概算:9兆6,880億円
- 東証プライム売買高:26億7,117万株
- 値上がり銘柄数:1,130(全体の7割強)
- 値下がり銘柄数:401(全体の4分の1)
- 横ばい:25
各マーケットの環境解説
日経平均先物
本日は陰線での引け。紫とオレンジの間にローソク足がある「上か下かわからない地域」に入っている状態です。
逆下半身での売りポジションは、青(20日線)が下がっている間はキープし、オレンジに当たったところでコマが出て終了。一方、下半身での買いポジションは、翌日に陰線が出れば手仕舞う想定とのことでした。

ゴールド
先週の放送時点で上昇を予想していた通りの展開でした。青(20日線)を上抜けた後、一度下がって前の安値で止まり、再び青を抜けて陰線2本で上昇するという、まさに想定通りのシナリオとなりました。

相場先生は買いポジションを保有中で、移動平均線の並びを飛び出したことから手仕舞いを検討中とのこと。証拠金は約1.85倍まで増えたそうです。
あるリスナーの方も少し前に買っていた金について、下値が揃っていたため陰線でも保有を継続し、8月5日の陽線を取ることができたと報告していました。
大豆
まだ買いのタイミングではなく、7/27の逆下半身で売りを入れたとしたら、本日コマが出たことで手仕舞いとなり、証拠金は約1.8倍になると思われます。
TOPIX
過去の高値まで上昇。相場先生は買いを入れましたが、ローソク足1本分の値幅を取って終了する見立てでした。
ダウ先物
相場先生は、ダウ先物の買いを保有しています。
移動平均線が入り組んだ状態から、オレンジ・紫・緑・赤・青の順に整理され、オレンジ・紫・緑・青が接近して赤が離れる形になったことから、買いを入れたとのことでした。
オールカントリー
引き続き軟調で、3000円の節目を超えられない状況。保有者の中には、手仕舞いを進めている人も多いのではとの見立てでした。
トウモロコシ
オレンジ際の攻防で負けており、方向感のない状態が続いています。
原油
オレンジ(100日線)まで上昇したところで逆下半身の売りを継続。ここから新規に入るのはリスクが高いとしつつ、あえて入るなら売り目線とのコメントでした。
S&P500
ナスダックと同様に上昇基調。移動平均線がオレンジ・紫・青・緑・赤の順に並んでおり、上抜ければ買いという見立てです。
ドイツ株価指数(DAX)
保有していたポジションを本日手仕舞い。もつれていた移動平均線がほぐれてパンパカパンとなった後、陰線が2本出現したことが手仕舞いの判断材料になったとのことです。
銅
移動平均線の並びはオレンジ・紫・青・緑・赤。本日は陰線での引けとなり、翌日に陽線が出れば、その翌日の買いを検討するとのことでした。
ビットコイン
大底を打って上昇に転じ、下がっていた紫(50日線)に青が追いついて上抜けたことで、上昇トレンドとのことでした。
コーヒー
3本の移動平均線が集中しており、下にオレンジと紫があることから土台自体は上昇基調。ただ勢いが伸びきれておらず、ここから飛び出せば買いというコメントでした。
FTSE(イギリス指数)
相場先生は買いポジションを保有していましたが、横ばいとなり手仕舞い。横ばいは上昇の勢いが弱まったサインです。
リスナーからの質問
ダブル下半身とは?

9684 スクウェア・エニックス

投資の提言:底値の判断と建玉とメンタル
底値圏での建玉とメンタル:ゴールドの事例
「底値だな」と思って買いを入れても、そこは「底練り(そこねり)」の場所。すぐにスルスルと上がらず、上下に振られるのが普通です。
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下ヒゲの集中的な出現を見逃さない ー 下ヒゲが何日も同じ価格帯で揃ったら「これ以上下がらない」という相場の意思表示です。
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一転して陰線が出ても「背景」を見る ー 買いを入れた直後に陰線が出ると怖くなりますが、下がっていた移動平均線(青・緑・赤)がギュッと一所に集まってきているなら、下げ止まりの証拠。「今は移動平均線が集中して力を溜めている段階だ」と自分に言い聞かせるメンタルが必要です。
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技術的な根拠を持って我慢する ー ただ我慢するのではなく、「下がっていた青(20日線)が横ばいになり、赤(5日線)が上抜けてきた」という事実を確認しながら確信を持って買い玉を保有します。

パンパカパン(上昇トレンド)移行時のメンタル:FTSE100の事例
イギリス指数を例に、移動平均線の並びがオレンジ・紫・緑・青・赤から、オレンジ・紫・青・緑・赤へと移行していく過程を解説されました。
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含み益が減っても慌てて売らない ー パンパカパンの初期段階で陰線が出ると、「せっかくの利益が減ってしまう!」と焦って手仕舞いしたくなります。しかし、移動平均線の並びがPPP(完璧な状態)であれば、それは単なる「一時的な押し目」であり、翌朝には回復することが多々あります。
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並びの正しさを信じる ー チャートの「並び」が崩れていない限り、利益確定を焦らず波に乗る心の余裕が大きな利益を生み出します。

YouTube延長配信:リスナーからの質問&コメント
3697 SHIFT

2413 エムスリー


勝率を上がるための工夫について
相場先生の回答:これは2つポイントがあります。まず、パンパカパンや逆パンパカパンが確実に形成されたかどうかという判断は、正直なかなか難しいものです。ですのでそこが本当にできているのかどうか、改めてご自身でチェックしていただきたいと思います。
それから、ボックス相場では一切手を出していないとのことですが、ご本人がボックス相場ではないと判断していても、私から見るとボックス相場に見えることもあります。
ですので、まずはパンパカパン・逆パンパカパンが確実に形成されているかどうか、そしてボックス相場ではないかどうかを、もう一度丁寧に確認していただくことをお勧めします。
その上で勝率6割ということであれば、これは十分良い数字だと思います。プロ野球でも6割打者はいませんから。
もう一つですが、一通りのことができた上での6割だとすれば、残りの4割はだましや反転直後の逆行で負けているということになります。ここで負けてしまった4割のチャートをもう一度出してみて、じっくり考えてみてください。
1時間考えて分かるものではありません。もし1時間で分かるのであれば、もっとできているはずですから。プリントして部屋に貼って、1週間ほど朝起きたときや寝る前、食事をしながらなど、繰り返し見ているうちに気づくことが出てきます。
常に考えていないと、なかなか気づきは生まれません。そうすれば勝率はさらに上がっていくと思います。10回やって6回勝てるのであれば、それで十分です。金額をいつも同じ配分にしていれば、これは勝ち越しているはずですから。上達すれば7割にもなりますし、それはほぼ永遠に勝ち続けられる水準です。ただ、10割は無理です。基本的には。
ローソク足の数え方
相場先生の回答:まず厳しいことを申し上げますと、ご自身でまず考えていただいて、分からないとすぐに質問してしまうと、かえって身につかなくなってしまいます。
ぜひこの番組の過去のバックナンバーや本を見ていただいて、『あれ、ここではこれで16本目と言っているから、ここから数えると1本目はここだな』というように、『この時はここで14本目と言っているから、逆算すると1本目はここだな』というように、ご自分で一つ一つ確認していく中で、頭の中にチャートが定着して、ある時ふと『なるほど』と気づくことで、初めて実力になります。
ここで簡単に答えを教えてしまうと、また次も同じところで間違えてしまいます。これは塾生の皆さんにもいつもお伝えしていることです。とはいえ、せっかくですので今回はやってみましょう。

天井(グレー)をここだとすると、まず本数を数えるのは一番下からになりますので、一番下と思われるところから数えます。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13ということで、ここから下がります。
次にここを天井(赤)と考えて、一番下からたどっていくと、こちらも1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13で下がります。それからここからここまでトータルで数えると、一番下がここになりますので、25本目で下がっている計算になります。25本のうちわずか3本しか下がらずに上がってきていますので、これはいずれ一度下がるだろうと考えられます。
ここから数えるとちょうど21本ですので、あまり伸びしろはないと言えます。さらに下のここから数えると32本になりますので、この辺りでの買いは危険です。上がったとしても、少し注意が必要だと思います。
