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相場師朗式ファンダメンタルズ投資法はかなり手堅く利益が取れる

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10月26日放送の「株は技術だ!」を視聴した

10月26日放送の「株は技術だ!」を視聴しました。

今回の主な内容は以下でした。

  • 今の日経先物は手が出せない場面にある
  • 個別株はやりやすい銘柄がいくつもある
  • 相場式ファンダメンタルズ・トレード

今の日経先物は手を出しにくいが、個別株ではやりやすい銘柄がある

日経先物は24000円手前で停滞しているので、今は手が出せない状態にあります。しかし、長い停滞状態の後は、どっちかに大きく動くことがあるので、いまはそのチャンスをうかがうタイミングであると、相場先生は仰っていました。

日経先物はこのような状態ですが、個別銘柄ではトレードしやすいものがある。例えば、LIXILは日足、週足ともにPPPの状態にありますので、買いでエントリーしやすい場面です。

次に武田薬品もトレードしやすいチャートの形になっています。これはLIXILと真逆の動きをしているので、カラ売りで取りやすい場面です。相場先生は先月の末からカラ売りを狙っていたとのことです。

日経平均が下げる時は個別株も下げる、日経平均が上げている時は個別株も上がると言ってる人がよくいますが、「そんなことはまったくない」と相場先生は仰っていました。

相場先生が観察している銘柄の一例

相場先生は約200銘柄を日々観察しているそうですが、それらの一部を番組中に紹介されました。

エン・ジャパン、大東建託、ティーケーピー、出前館、クスリのアオキ、村田製作所、オリックス、サイバーエージェント、LIXIL、伊藤忠、ソニー、富士通、日本郵船、ヤクルトなどです。

これらの銘柄の半分は現在上昇中にある銘柄で、あとの半分は現在下落中にある銘柄とのことです。

「銘柄は多くあるのだから、根気よく探せば自分が得意とするチャートパターンの銘柄を探し出すことができる。日本株でなければ、アメリカ株で探せばよい」と、相場先生は話していました。

つまり、ボール球にあたるチャートではエントリーしないこと。トレードしやすいストライクのチャートを探すか、ストライクのチャートの形になるまで待ってエントリーすれば、勝率が上がる、ということですね。

相場先生は商社株に10億円ほどつぎ込む予定だそうです。ただ、今の商社株はPPP崩れの状態なので入れないけど、半分の法則の形になってからエントリーするとのことでした。また、相場先生が商社株を買ったら、この番組で報告するとも話していました。

相場式ファンダメンタルズ・トレード

番組後半で紹介したのが、「相場式ファンダメンタルズ・トレード」のやり方でした。

やり方はシンプルです。

  1. まずは、コロナ渦の中で相当弱くなっているセクターを調べる
  2. 次に、その中で最も苦戦している会社を見つける
  3. そして、その会社の株価チャートの形が逆PPPになるのを待つ
  4. 逆PPPの中の一時的な上昇の後、力尽きて下げ始めたところをカラ売りするく

すでに相当に弱っている会社の株価なので、カラ売りした後に上に持って行かれる心配がありません。

例を挙げると、アパレル業界、オンワード、コナカ辺りが狙えそうです。次に、航空業界もこの先数年は大変です。

あとは飲食業や紙業などが候補に挙がります。これからはますますデジタル化が進みペーパーレスの世の中になりますので、紙のニーズがコロナ以前よりも減ることが予想できます。

AOKIホールディングス

番組の中でAOKIホールディングスを例に挙げていましたので、この銘柄のチャートを使ってご紹介します。

下のチャートはAOKI HDの月足です。2018年から下げ続けています。

次に週足チャートを見ます。2019年の9月から2020年1月を除けば、2019年上旬から移動平均線が逆PPPの順番(上から紫、青、緑、赤)になっています。

紫の100週線が右肩下がりになっていますので、下落相場が続いていることが一目瞭然です。

日足では、ロウソク足が紫と青の下で上げ下げを繰り返しています。長期間下げ続けている銘柄は、このような動きをするんですね。

これならカラ売りを入れた後に少しくらい上昇したとしても、慌ててヘッジの買いを入れることなく安心して下げを狙えそうです。

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