「半分の法則」はかなり精度が高い
12月26日の「相場師朗の株塾」では、熱心なリスナーさんからの質問に、相場先生が答える内容でした。
このリスナーさんと相場先生とのやり取りは以下のような感じです。
相場先生の回答
週足でも同じことが言える。逆半分の場合、一度下がったとしても「まだ上昇する」と思っている人が買いを入れるため、再上昇する場合がある。しかし、半分の法則の場合、相当に売られた後に「半分シグナル」が出現するため、成功しやすい。
週足でも同じことが言える。逆半分の場合、一度下がったとしても「まだ上昇する」と思っている人が買いを入れるため、再上昇する場合がある。しかし、半分の法則の場合、相当に売られた後に「半分シグナル」が出現するため、成功しやすい。
最近のリーディング練習では「半分の法則」を意識した
過去2カ月に行ったリーディング練習銘柄を使って「半分の法則」を探してみたところ、結構見つけることができました。
カシオ計算機の「半分の法則」
荏原の「半分の法則」
花王の「半分の法則」
エムスリーの「半分の法則」
丸井グループの「半分の法則」
ナブテスコの「半分の法則」
ニッパツの「半分の法則」
TDKの「半分の法則」
「半分の法則」の考察のまとめ
様々な銘柄で「半分の法則」の考察をしてきましたが、成功率が高い条件は以下だと思います。
- 60日線と100日線が上を向いている時(出現する場所にもよるが「横ばい」より「上向き」の方が成功しやすい)
- 60日線または100日線が上を向いている時
- 節目辺りで発生した時(これはかなり有効!)
- 節目を一旦割った後に再上昇した時
- 上向きの300日線を一旦割った後に再上昇した時
- 前の安値まで下げずに5日線を越えた時(安値切り上がりを狙うのは有効!)
まだあると思いますが、「半分の法則」はシンプルなルールにもかかわらず、成功率が高いシグナルであることは間違いないですね。
たとえ失敗したとしてもすぐに玉を切ればよいだけですので、「半分の法則」での買いは「得意技」の一つにしておくべきだと思います。