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アメリカの賃金上昇は続くが高インフレで庶民はジリ貧、しかし賃金上昇のない「安い」日本よりはマシ?

賃金の上昇が続くアメリカ

西村博之氏の最近のツイートによりますと、アメリカでは(というかニューヨーク)では、バイトの時給が2000円を超えているようです。その理由として、時給を上げないと募集しても人が集まらないそうです。

ニューヨークの最低賃金は15ドルおよそ1700円です。チップ込みで時給3000円近くになるという人も。
日本と比べると、高いアメリカの賃金に今、異変が起きています。

引用元:リアルアメリカ 時給50ドルの衝撃 賃上げのワケ

時給3000円と聞くと、結構な金額のようですが、ニューヨークシティの物価は全米でもトップクラスですので、時給3000円程度ではそれほど良い暮らしができるとは思えません。

時給19ドルで働くアマゾンの従業員は、アパートを借りることができず、車生活をしているそうです。ニューヨークで働いて時給19ドルでは、生活はかなり厳しいでしょうね。

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ちなみに、冒頭の記事で紹介されていた「蕎麦屋」というお店ですが、私の知人がここで働いていたこともあって何度か食べに行ったことがあります。本格的な蕎麦が食べられるお店です。

アメリカでインフレが高進

賃金が上昇する一方で、高インフレによりアメリカ庶民の生活はジリ貧状態にあります。

(日本語訳)
私が働いているお店の値札です。これまでの値上げ幅はこの通りです。

さすがにアメリカの100円ショップも値上げとなりました。

岸田政権でディスカウント・ジャパン継続?

FRBのパウエル議長は「米経済が力強く成長し需給の不均衡が当面続くことを考慮し、政策当局者はインフレが来年後半に想定通りに鈍化しない場合に対応する準備をしておく必要がある」話しています。

そして、「賃金は大幅に上昇している」、「インフレ高進を招くような問題があるペースで上昇しているとは見なしていないが、注意深く見守っている」とも話しています。

一方、日本では物価は上昇するけど賃金はまったく上がらず。人手不足を解消するため、賃金を上げる代わりに安い労働力をさらに輸入しようとしている岸田政権。

総理・総裁になることが人生最大の目的だった岸田総理は、パウエル議長の発言を聞いてどう思っているのか知りたいものです。

この先、積極的な財政出動もなく増税を敢行すれば、円安、物価安、賃金安のすべてのが安い国、ディスカウント・ジャパンの状態がさらに進むことになります。

岸田政権は、日本をどのように舵取りして行くのでしょうか?

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