米国株から日本株への資金シフトでトレンドの入れ替わりが起きている

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海外勢の日本株買いが起きている

9月12日付のブルームバーグ記事によりますと、外国人投資家が日本株に戻ってきているとのことです。

菅総理が自民党総裁選に出馬しないと表明してから日経平均は暴騰しており、外国人投資家による日本株買いは、安倍首相の経済政策「アベノミクス」が注目を集めた時以来の高水準に膨らもうとしています。

相当な割高水準にあるアメリカ株と比べ、日本株は安値で放置されいるような状態です。

日経平均とダウ平均の日足チャートを見比べると、確かに両者のトレンドが入れ替わっています。

資金はアメリカ株から日本株へシフト

資産230億円株のトレーダーであるcis氏も、アメリカ株から日本株へ資金が流れてきていると感じているようです。

100億円以上の自己資金を運用する猫組長さんも同様の見解で、「米国市場と日本市場のトレンドが入れ替わった感じですね」とコメントしています。

日経平均は10万円越えを目指す

元野村證券株式ストラテジストのエミン・ユルマズ氏は、かねてより日経平均は30万円まで到達すると主張していました。

エミン氏は、この見方に変わりはないようです。ただし、日本株が長期上昇期に移行するためには、まずはアメリカ株のバブルが派手に弾けるのが前提条件です。

そうなることで、行き場を失った資金は日本株に流れてくるという事です。

かつて、日本株のバブルが派手に弾けて、世界の資金は中国とアメリカに資金が流れました。今まさに、この真逆のことが起きようとしています。

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