株トレード技術上達の秘訣は「きっかけ」を以ってトレードすることだ!

kalhhによるPixabayからの画像

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1月24日の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回はNYダウ指数の月足の動きの説明で始まりました。

ダウはこの3ヵ月間、33000ドルから35000ドルの間で動いている。去年の2月、3月の下ヒゲが33000ドル辺りで下げ止まっており、4月は陰線の実体が33000ドルで下げ止まっている。

5月から8月の月足ロウソク足の上値も、33000ドル辺りで止まっています。33000ドルを意識した動きとなっています。

そして、直近3ヵ月は、33000ドルまで下げてくると、上がって行くということが繰り返されてきました。

もし33000ドルを割ってくると、下げトレンドに入る可能性があるように、月足の動きから読み取れますとのことでした。

ダウ平均の週足を見ても、33000ドル辺りの価格帯が、過去に何かいわくがあることが読み取れます。

相場先生は、「もし33000ドルまで下げて陽線が出たら買い。もし33000ドルを割ると売り。その後、少し上げて33000ドル届かずに下げると、結構下がって行きます」と仰っています。

したがって、33000ドル近辺での攻防を注視する必要があります。

日経先物の動き

日経先物はW底を形成して上昇しています。

今は大きく上昇していますが、28000円まで行くかどうかは分からない。下から数えて日足8本目なので、どこかで一旦は下げるだろう、と相場先生は話していました。

週足を見ると明らかなのは、2022年3月から現在まで、28500円から26000円のボックス圏内で動いているということです。

では、今回はどこまで上げるのか?過去の同じことを繰り返すとなると、28000円か28500円まで上げる可能性があります。

しかし、そこまで行かずに上げ止まると、弱いということになります。

月足で見ると、ボックスでの動きがもっと明らかになってきます。そして月足のMAが集中してきているので、近いうちにどちらかに大きく動くことになります。

NY市場も東京市場も、いまはボックス圏内での動きになっている。

「きっかけ」を以ってトレードする

今回の放送の主題は、「きっかけ」を以ってトレードする、ということでした。

上手く行かないトレーダーは、エントリーのきっかけがないのに、雰囲気でエントリーしてしまうから、失敗してしまいます。

エントリーするには、その「きっかけ」となる目印が必要だということです。

ダウ平均を例に挙げます。

過去2年間の下値になっている33000ドルまで下げて、日足ベースで5日線の上に陽線が出たら、それは33000ドルという「きっかけ」の場所で下げ止まって上げようとしているだから、買いということになります。

その後は、5日線を陰線で割ると手仕舞い。あるいは、9本目で手仕舞いということになります。

次に日経先物ですが、前項でご紹介した週足チャートからも分かるように、日経先物26000円辺りまで下げてくると上昇しています。

ということは、日経先物は26000円まで下げてきたという「きっかけ」を以って、買いエントリーすることができます。

最後に相場先生は、「トレーダーの皆さんは、多くのチャートを見てたくさんのきっかけを見つけ、十分に理解したうえでトレードすることで上達する。そしてそれが技術になる」と仰っています。

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