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相場師朗先生が語る勝てるトレーダーになるために必要な3つの能力とは?【9step株式投資プロジェクト参加体験談④】

勝てるトレーダーになるために必要な能力

前回の記事では、三菱ケミカルのリーディングトレーニングについて私が学んだことを記事にしました。

このシリーズ最後になる今回の記事では、相場師朗先生が語られた「勝てるトレーダーになるために必要な能力」について書きます。

うねり取り手法は技術モノですので、練習次第でトレード力は向上します。どれだけトレード力が向上するかは人それぞれですが、「技術」ですので、練習すれば必ず上手くなります。

相場師朗先生が語られた、勝てるトレーダーになるために必要な能力は以下の3つです。

    1. 常に冷静に、そして論理的に考える能力
    2. トレーニング(練習)を継続させる意志力
    3. 自分で新たな課題を見つけ、研究する能力

この3つの能力の中で、特に詳しくご説明されたのが2つ目の「トレーニング(練習)を継続させる意志力」でした。

相場師朗先生のセミナーに出席すれば、うねり取りについて学べます。そして、練習方法についても学べます。

しかし、それはあくまで「学ぶ」だけであって、学ぶだけでは自分の実力になりません。そこで学んだことを繰り返し練習して、教えられた通りに実際にトレードしてようやく自分の実力になるのだと思います。

練習を継続させる意志力

私事で大変恐縮ですが、私が卒業した高校はお世辞にもレベルの高い学校ではありませんでした。

中学生の頃、もう少し勉強を頑張っていれば進学校とまではいかないまでも、もうちょっとマシな高校に入学することができたと思いますが、中学生だった私は途中で勉強を諦めてしまったのです。

つまり、中学生だった頃の私は、「勉強を継続させる強い意志力」を持っていなかったわけです。

相場先生が仰るには、「トレードにも同様のことが言えて、練習を継続させる意志力があれば必ずトレード技術は向上する」ということです。

例えば、JPX400銘柄を各銘柄につき20年分練習すれば、確実にトレード技術は向上するはずです。これについては異論はないと思います。

とは言うものの、実際問題としてJPX400銘柄を20年分練習することは、強い意志力を持ってないとできないことだと思います。やはり、人間どこかで怠けてしまいます。

しかし、この「怠けない意志力」を持つことが成功するために必要なのだと相場先生は仰っています。

つまり、「これとこれをやり終えたら絶対自分は立派なトレーダーになれるのだ」と自分に言い聞かせるわけです。

そして「自分はこれとこれをやり終えていないだけなのだ」だから、「やるべきこと(つまり練習)をやり終えれば必ず成功するトレーダーになれる」とポジティブに考えることにより「怠けない意志力」を持つことができるとのことです。

トレードで失敗した時に行うべきこと

初心者が株のトレードを始めるにあたり、まずは成功しているトレーダーのセミナーに出席して、トレード方法を学ぶ方が多いと思います。

しかし、教わった通りにそのまま素直にやってみても、実際にトレードをしてみると上手く行かない時が多々あると思います。

この場合、上手く行かなかった理由は明確です。それは「教わったことと自分の認識との間に違いがあった」ということになります。

この場合の対処法は以下のようなものが挙げられます。

    1. 認識の違いを認める
    2. 認識違いの箇所(ウィークポイント)を箇条書きにする(具体化する)
    3. 失敗した場面を徹底的に練習する
    4. さらに似たような違う場面を見つけて徹底的に練習する

私もうねり取りを習い始めの頃、このような経験をよくしました。勉強会での練習トレードでは上手く取れたのに、実弾を投下してのトレードにおいてよく失敗していました。

ヘッジの仕方を教えてもらっていましたので、幸いにも資金を大きく溶かすことはありませんでしたが、練習では上手く行くのに本番トレードでは練習通りに行かないことはよくありました。

今振り返ってみて思うと、本番トレードで上手く行かなかった理由は分かります。前述したように、私の認識と教わったこととの間にズレが生じていたからでした。

認識の違いを明確にすると自分への課題ができますので、トレードで失敗したらその原因を追究し、自分のウィークポイントをあぶり出し、練習してそれらを潰して行く作業の繰り返しで苦手な局面を克服できるようになります。

世の中には多くの株式トレード手法が存在します。それらの中には、再現性の低いものや利益は出せても一過性の手法だったり、あるいは再現性はあるが習得に時間が掛かるものまで様々です。

この中で、うねり取りは実在した名だたる相場師達が使ってきた手法ですので、再現性のあるトレード手法であると言えます。

うねり取りは変動感覚を養う必要があるため、短期間でサクッと習得できるトレード手法ではありませんが、技術モノですので練習すれば確実にトレードの確度は高まります

9step株式投資プロジェクトはこれで終わりとなりましたが、最後に相場師朗先生のメンタルについてのお話が聞けたのは貴重だと思いました。私もさらなる高みを目指して、これからも日々練習に励んで行きたいと思います。

最後になりますが、相場先生がセミナー中に話された「究極の鍛錬」という本をご紹介したいと思います。この本では、天才と呼ばれる人たちは共通する原則に基づいて鍛錬していたことについて書かれています。

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究極の鍛錬 ジョフ・コルヴァン 著 / 米田 隆 訳

「うねり取り手法」を習得したい方へ

株式トレードの手法は数多くありますが、再現性が高く、かつ、恒久的に使い続けることができる手法というのは少ないです。その中でも、相場師朗氏が教える「うねり取り手法」は、練習次第で誰にでも上達可能なトレード手法です。

相場師朗氏が教える株のうねり取り手法については、以下の記事で詳しくご説明していますので是非ご参考にしてください。

「うねり取り手法」をすでに実践されている方で、さらに腕を上げたいと思われている方には相場師朗先生主宰の「株塾」がおすすめです。

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