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もう失敗しない!株価の下げ止まりを狙う方法とは?

10月5日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

日経先物は、今年の4月から6月まで大きく上昇してきました。そのあと、少し下げてから再び上げてきましたが、前の高値に届かずに下げました。

そのあとはもみ合いの動きになり、9月15日を天井として、大きく下げて、30,000円の節目手前でいったんは下げ止まった様子です。

相場先生はよく「日経先物は2000円ごとの節目が重要」と話しています。今回もその通りになり、30000円付近で下げ止まっています。

この記事を書いているのは10月12日ですが、この日の日経先物も大幅上昇となりました。


TradingViewで日経先物の最新チャートを確認する

問題は、ここからどのような動きになって行くのかということです。

日経先物のこの後の動きを、相場先生のラジオの解説を基に、考えたいと思います。

日経先物のこの後の動きを予測

日足での見解

まず、日経先物が大きく下げてきて、オレンジの下に入ってきています。

これを相場先生は、「これまでタワマンに住んでいたけど、収入が減って落ちぶれて、安アパートに引っ越してきた」と表現しています。

オレンジの下にロウソクが割り込んだのは、今年の3月以来となります。この後上がったとしても、前の高値まで上がって行くことは非常に厳しい。

ではどこまで上げるかというと、相場先生の見立てでは、31500円、あるいは32000円くらいになるとのこと。

また、相場先生は、「陽線2本出ているので(10月5日の時点でのこと)、一度陰線が出て30500円を割らずに陽線が出れば、この辺が底値になる可能性がある」とも話していました。

もし底値を形成することになれば、上に抜けて行きますが、前の高値まで到達せずに、どこかで下げるだろうとのことです。

ただし、相場先生は、「W底を形成して上がって行けば、前の高値まで上がって行くだろう」とも話していました。

日経先物は現在、底値圏にあります。底値圏では上がったり、下がったりが繰り返されますので、その動きに翻弄されないように注意しなければなりません。

買いを入れるのであれば、5日線が横ばって、その上に陽線が乗ったときとなります。もちろん、それでも下げる可能性がありますが、そのまま上がっていったとしても、上にも限界があります。

以上が日足での見解です。

週足での見解

一方、週足を見るとW天井を形成しています。しかしながら、いまだPPPの状態を保っており、ロウソクが上を向いている青まで下げてきて、下ヒゲを引いて、そのあと陽線になっています。

相場流の考えでは、ロウソク足が上を向くMAまで下げてきたら、一旦はそこで下げ止まると予測します。日経先物も実際にそのような動きになっています。

番組内で相場先生は、「もし青の30週線で下げ止まる動きになれば、次は32000円まで上げてくる」と話していました。そして本日11日に32000円まで上げてきました。

ただし、繰り返しになりますが、週足ではW天井になっていますので、軽く上げただけで下げた場合、大きく下げてくる可能性も残されています。

月足での見解

次に月足を見ます。月足では昨年3月に高い山があって、そこから下げてきましたが、その後、高値を抜けて上昇してきました。

月足はまだPPPの状態を保っています。月足を見る限りでは、ロウソク足が上を向く緑まで下げてきただけですので、ここから上に返す可能性もあります。

つまり、月足で見ると上に抜ける可能性があるように見える。週足ではW天井を形成していますので、下げるように見えます。

ということは、月足だともう1回上がる可能性があると読めるけど、週足だとW天井なので、1回軽く上げて大きく下げる可能性があると読めます。

この場合、月足ベースでもう1回上がるということは、大きく上げるということになります。

日足ではすでにオレンジの下にロウソクがありますので、この辺で底値圏を作った後に上げてくる。

こうなった場合、週足ではロウソク足が青に当たって陽線が出るなることを意味します。月足では、緑に当たって上に返すことを意味します。

まずは短期トレードに徹するのが良いとのことでした。

10月が終わった時点で月足が陽線になっていたら、もしかしたら新高値を付けてくるかもしれない、と相場先生は話していました。

まとめますと、各足での見解は以下になります。

日足:上昇
週足:下落
月足:上昇

失敗しない株価の下げ止まりを狙う方法

今回の「相場の提言」は、下げ止まりについてでした。

例えばゴールドですが、すっと下げてきていますので、どこまで必ず下げ止まって上がるはずです。

これを自律反発というか、売りの買い戻しというかは分かりませんが、一旦は上がると考えます。ここで陽線が出て、赤の5日線上に出てくれば、買いを入れてもよいタイミングです。

この後の動きは、2パターンあります。

一つ目は、そのまま上がって行くパターンです(実際にはこのパターンになった)。

二つ目は、陽線の翌日に陰線が出るパターンです。


TradingViewでゴールドの最新チャートを確認する

どちらのパターンの出現頻度が多いかというと、二つ目の翌日に陰線を引くパターンの方が多いです。

二つ目のパターンになった場合、まずは売り玉を入れてスクエアにします。建玉は1-1になります。

もし、その後、下に割り込んだら買いを切って売りを追加します。割り込まないで上に抜けたら、売りを切って買いを追加します。

このような建玉操作をすれば勝ちに持って行けます。ただし、上に抜けたとしても、いつまでも上げ続けるわけではありません。

というのも、長らく下げてきていますので、上げたとしても4~5日程度と考えるのが妥当です。短期勝負でのトレードとなりますが、この建玉操作のやり方で、かなりの確率で勝てるようになります。

まとめますと、5日線の上に陽線が出ても、そのあと一気に上げることはあまりないということを認識すべきです。

そこで今回ご紹介した建玉操作を行うことで、どっちに動いたとしても最後は勝ちに持って行くことができます。

こうすることで、買いを入れた後に「明日、下がったらどうしよう」と心配する必要がなくなります。ちなみにこのやり方はゴールドだけではなく、日経先物や個別株にも使えます。

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