7月18日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
まずはダウ先物の最近の動きの解説からでした。
ダウ先物の日足チャートを見ると、明らかにPPPの形になっており、前の高値を越えてきました。
赤の5日線の下値が切り上がっていますので、これは強いです。
週足を見ると5週間並んでいたのを抜けてきました。月足も、元々PPPの並びでしたが、横並びのロウソクが右方上りになってきたように見えます。
このようにNY市場は堅調ですが、それにつられて東京市場も上がるのかといえば、そうではないようです。
東京市場の今後の動き
チャイナの経済成長率が鈍ってきていますので、日本はその影響を受ける可能性が高くなってきています。
日経先物の日足チャートを見ると、青の30日線が横ばってきていますので、上昇に陰りが見え始めています。
ロウソク足は青と紫の50日線の間に入ってきていますので、ここは小刻みに乱高下する状態になっています。
それで、やがてどちらかというと下落して行く可能性が高いと言えます。その理由は、それまで右肩上がりだった青が横ばってきているからです。
青が横ばった場合は2通りの動きが想定されます。
一つ目は、先ほども言ったように、下げて行く。上向きだった青が横向きになったということは、上昇力が衰えてきた証拠ですので、まずは下げることが考えられます。は二つ目は、そこからもう一度上に行くことも考えられます。
相場先生の見立てでは、7:3の確率で下げるだろうとのことでした。
日経先物はこれからどうなるのか?
週足を見ると、依然としてPPPの状態を保っています。
赤の5週線が折れてます。緑の10週線は、まだ上を向いています。
緑が折れないと、完全な下げに転じませんので、この狭い範囲でしばらく上げ下げすると価格の平均値が下がってくるため、やがて緑が折れてきます。
緑が折れて寝てくると、益々頭打ち感が出てくるだろうとのことでした。
最後に日経先物の相場流での戦い方をまとめますと、次に下半身が出たら買い。それが弱ってきたら、一回手仕舞う。
次の逆下半身は売る。それがずっと下がれば、それで勝ちとなる。しかし、軽く下げただけで上げると、そのまま上昇するかもしれないが、天井圏ではボックスの動きになることも想定しておく、とのことでした。