先々週は買いで利益を取り、先週は空売りで利益を取った
5月29日放送の「相場師朗の株塾」の内容は、新しい移動平均線の紹介と空売りのタイミングについてでした。
方向感のないところでトレードしても上手く行きませんが、移動平均線の傾きから判断して上下どちらかに動く初動を捉えると、あとは変化が表れるまで自動運転で利益が取れます。
私は、先々週のちょい上げでは買いのショットガントレードで利益を上げて、先週は下げ相場は空売りのショットガントレードで利益を上げました。
株価は上げ下げを繰り返していますので、こんな感じで一生利益を上げ続けることができますね。
空売りのタイミングは「週足逆半分の法則」から判断する
半分の法則は成功しやすいですが、逆半分の法則は単純に「逆」ではないと思います。そのため日足での逆半分の法則は、半分の法則よりも失敗する可能性が高いです。
しかしながら、週足逆半分の法則で空売りのタイミングを計ると成功率が高くなるため、私は空売りを行う際は週足チャートを見て銘柄選定を行っています。
野村ホールディングス(8604)の空売りショットガン
5月23日に売りの理由
週足で「逆半分の法則」になっており、日足でも「逆半分の法則」になっため。さらに移動平均線が上から青(60日)・緑(20日)・赤(5日)となっているため、「弱い」と判断した。
この時、「今後さらに下げて600円を割ったら追加の売りを入れるべき」と思った。
野村ホールディングスの週足チャート
5月25日に売り追加の理由
当初の予測通り株価が600円の節目を割ってきたため、売り玉を追加した。
5月31日に手仕舞いの理由
21日を起点とすると、31日が「9の法則」の9本目にあたるため手仕舞いした。なお、3日線(ピンク)が横ばいになるまで売り玉を保有していてもよかったが、十分な利益を得たため手仕舞いした。
日本水産(1332)の空売りショットガン
5月24日に売りの理由
この日までの週足が「逆半分の法則」なっていたので売り圧力が強いと感じた。
また、日足での移動平均線の並びは上からオレンジ(300日)・緑(20日)・紫(100日)・青(60日)・赤(5日)ではあるが、6日間横ばいの状態から大陰線が出現して100日線を割り込み下落したので、「これはさらに下げる」と確信した。
日本水産の週足チャート
5月31日に手仕舞いの理由
「9の法則」に従うとすれば、手仕舞いのタイミングは少々早かったが、前々日のコマと前日の陽線を見て「そろそろいいか」と思ったため手仕舞いした。
ショットガントレードなので、「あまり欲張っても仕方がない」とも思った。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の空売りショットガン
5月25日に売りの理由
この日までの週足が「逆半分の法則」になっていた。また、20週線が下を向いており、5週線が60週線に対して「トライ届かず」の形になっていた。
さらに24日は窓開け陰線で下落して700円の節目を割ったので、「これは下げる」と思って空売りを入れた。その後、移動平均線の並びは上から青・緑・赤になったので、「9の法則」に従って売り玉を保有することにした。
三菱UFJフィナンシャル・グループの週足チャート
5月31日に手仕舞いの理由
5月18日(金)を起点とすると、すでに30日の時点で9本目にあたり、「そろそろ下げ止まる」と思い、翌日31日に手仕舞った。
まとめ
今回の記事では、5月末に私が行った空売りショットガントレードの一部をご紹介しました。
私はトレード判断を下すにあたり、移動平均線、節目、前の高値安値、日足、週足・・・など、数年前とほとんど同じものを見ています。しかしながら、数年前とは比較にならないくらい、現在の私のトレード精度は向上しました。
毎日のリーディング練習を継続することで、これほどまでに変動感覚が研ぎ澄まされるものなのかとつくづく思います。まさに「継続は力なり」ということを実感しています。
私は観察銘柄として30銘柄ほど登録していますが、その中で頻繁にトレードしているのは10銘柄ほどです。
どの銘柄もある程度の「うねり」を形成しているため、「ここぞ!」と思うところでは玉数を増やすことで利益額を調整できます。
馴染みのある銘柄のみをトレードする利点は「値動きの特徴が分かる」ということです。私は毎日観察銘柄の動きを追っており、トレンドが発生するタイミングになるまで待って「買い」あるいは「空売り」を仕掛けています。
このやり方は時間を掛けて「爆上げ銘柄」などを探す必要などありませんので、かなり楽です。
相場師朗先生のトレード技術は株塾勉強会で学ぶことができます。詳細をお知りになりたい方は、以下の記事をご参照ください。あなたのトレード人生が好転するきっかけになることでしょう。