
1月25日放送の「株は技術だ!」を視聴した
毎週月曜日放送のラジオ番組「株は技術だ!」を視聴しました。
今回のテーマは、
- 安全なところでトレードする
- 移動平均線という道具を使いこなす
の2つです。
相場師朗先生は以前から、「相場を予想するのではなく、有利な場所で勝負することが大切」と話されています。今回の放送では、その考え方を移動平均線を使って分かりやすく解説していました。
※放送日は1月25日ですが、記事内で使用しているチャートは1月28日時点のものです。そのため、番組内の説明と一部異なる箇所があります。
安全なところでトレードする
相場流では、株価の上げ下げを当てようとするのではなく、「勝ちやすい場所」を探してトレードします。
例えば日経先物が大きく下落したあと、再び上昇へ転じた局面があります。こうした形は、相場式でいう「ストライクゾーン」に該当します。
例えば日経先物が27,000円付近まで大きく下落したあと、再び上昇へ転じた局面がありました。相場流では、このような場面を「ストライクゾーン」と呼びます。
大切なのは、これから上がるか下がるかを予想することではありません。移動平均線の向きや並びが整い、「ここなら勝負できる」と判断できる場所を探すことです。
ストライクゾーンが見つかったときだけバットを振り、それ以外は見送る。その考え方が相場流トレードの基本です。

もし日経先物にストライクゾーンが見つからなければ、無理に日経先物を売買する必要はありません。
S&P500やNASDAQなど、別の指数を探してみるのも一つの方法です。
相場先生は、「トレードする銘柄を探すのではなく、ストライクゾーンを探す」という考え方を重視されています。
また、個別株より指数を勧める理由についても触れていました。
個別株には銘柄ごとのクセがありますが、指数は比較的素直に動くため、移動平均線のルールが機能しやすいからです。
日経先物を例に挙げると、12月最終週の週足を見て翌週に買いを入れたとしたら、現在もその買い玉をキープしているところです(以下のチャート)。

移動平均線という道具を使いこなす
60日線の見方
国際石油帝石の日足チャートを使って説明。

60日線(青)の上に5日線(赤)と20日線(緑)が位置している場合は、基本的に買いを考えるエリアです(赤枠)。
反対に、60日線の下に5日線と20日線がある場合は、売りを考えるエリアになります(青枠)。
途中で株価が反発しても、売りエリアで無理に買いを狙わないことが重要です。
まずは60日線を基準に、「買いで勝負するのか、売りで勝負するのか」を決めるという考え方です。
5日線と20日線の関係を見る
移動平均線を減らして5日線と20日線だけにすると、トレンドの流れがより分かりやすくなります。

- 20日線の下に5日線がある時は、基本的に下げ相場
- 20日線の上に5日線がある時は、基本的に上げ相場(ただし横ばいになったらそこで終わり)
さらに、20日線の下に5日線がある局面で株価が一時的に上昇したとしても、その上げは狙わず、次の下げ局面を狙うようにします。
5日線の特徴
さらに5日線だけを表示すると、短期的な勢いの変化が見えてきます。
- 5日線がW底を形成 → 株価は上昇しやすい
- 5日線がWトップを形成 → 株価は下落しやすい

また、
- 5日線が前回の安値を割る → さらに下落が進みやすい
- 5日線が前回の高値に届かない → 株価は下落しやすい
といった動きも重要なサインです。
こうした変化を観察することで、買い方と売り方の力関係を読み取ることができます。

最後に100日線を加える
5日線・20日線それぞれの特徴を理解したうえで、100日線も表示させると、さらに理解が深まります。

例えば、
- 20日線の下に5日線がある
- さらに上に右肩下がりの100日線がある
という状態であれば、下落トレンドが継続している可能性が高くなります。
このような場面では買いを考えるのではなく、売り目線で戦略を立てる方が合理的です。
相場先生は、移動平均線を単独で見るのではなく、それぞれの特徴を理解したうえで組み合わせることが重要だと話されていました。
その結果として、「ど真ん中のストライクゾーン」が見つけやすくなるのです。
まとめ
今回の放送は、相場流トレード法の基本をあらためておさらいする内容でした。学んだポイントを簡潔にまとめると、以下の通りです。
- 100日線の上に短期線があれば、買いで勝負した方が有利
- 100日線の下に短期線があれば、売りで勝負した方が有利
- 下から紫・緑・赤の順番に並んでいれば、買いで勝負
- 上から紫・緑・赤の順番に並んでいれば、売りで勝負
- 5日線のW底・Wトップ、直前の高値・安値をエントリーの目印にする
今回の番組を通じて、それぞれの移動平均線が持つ特徴を理解し、うまく組み合わせて使うことで、より安全な局面を見極めてトレードできるということがよく分かりました。

