⇒ 相場師朗先生主宰の株塾とは?

株トレードの勝率を上げる秘訣はストライクゾーンにある株価チャートを狙うことだ!

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そろそろ一発ドカンと下落がある?それとも爆上げ?

9月7日放送の「株は技術だ!」を視聴しました。

今回の内容は、「今後の日経平均の予測」と「ストライクゾーンにある株価チャート」でした。

日経平均株価の今後の動きについて、相場師朗先生は以下のように説明していました。

今の日経平均日足チャートを見ると、5日線、20日線、60日線がかなりいいところまでくっついてきている。そのため、一方的な上昇は、今は絶対にない。週足を見ると、今は23000円辺りをウロウロしている状態。ここを抜けると、今度は24000円が上値抵抗線となっている。月足を見ると、20か月線が横ばうという十何年に一度しかないことが起きているので、今後は大きく上に動くか下に動くなの瀬戸際にある。

相場先生によりますと、日経先物のチャートだけを見ると今はやりにくい場面ですが、個別銘柄ではやりやすいものがたくさんあるとのことです。例えば、ずっと長く上昇してきた東洋水産は、今は下げに転じています。あとはサイバーエージェント、資生堂などがやりやすいとのこと。

相場先生は、銘柄を観察するコツとして、多くの銘柄を手掛けるのではなく、1~3銘柄に絞って観察することをおすすめしています。

少ない銘柄を毎日集中して観察することで、動きの変化をより正確に感じ取ることができるというわけです。

ストライクゾーンにあるチャートの状態になるまで待ってエントリーする

さて日経平均株価の今後の展望に加えて、今回の放送のメインテーマは「ストライクゾーンにあるチャートの状態になるまで待ってエントリーする」でした。

これはどういうことかと言いますと、先が読みやすい場面は野球に例えると「ストライク球」となります。つまり、ここでエントリーするとヒット(利益)になる可能性が高い場面ということです。

これとは反対に、先が読みにくい場面は「ボール球」となり、エントリーしてもヒットになる可能性が低いということです。

選球眼を鍛えるためベストな方法は、相場先生のストライクゾーンを認識することです。

次に、ストライクゾーンがハッキリと分かるようになったら、ストライクが来るまで「待つ」です。そして、ストライクが来たら、躊躇せずにエントリーするようにします。

相場先生の話では、5か月に7回くらいストライクが来るとのことです。となると、異なる業種を5銘柄ほど毎日観察していれば、毎週どれかの銘柄でストライクが来ることになります。

サイバーエージェントの例

番組の中で相場先生が紹介したのはサイバーエージェント(4751)でした。

青枠のエリアは移動平均線が入り組んでいますので、やりにくい場面です。つまり、このエリアは「ボール球」となります。たとえここでエントリーしたとしても、トレンドが長く続かないため大きな値幅は取れません。

しかし、その後、移動平均線の順番が入れ替わります。上から紫、青、緑、赤の順番になり、すべての移動平均線が同じ方向を向くと、ここからが「ストライクゾーン」となります。この並びになると長い下落トレンドに入る場合が多いため、多くの玉を入れて勝負することができます。

次に、紫、青、緑が急角度で下を向いている時に、赤だけが逆方向を向いて上昇している場合、上位の移動平均線に当たって跳ね返されることがよくあります。

以下のチャートのように、跳ね返された後に「逆半分の法則シグナル」が出たら、すかさず売り玉を入れます。あとは「9の法則」、あるいは「半分の法則」で手仕舞いです。

利益を上げ続けている株塾生は、ほぼ例外なくストライクゾーンでトレードしています。つまり、上記のサイバーエージェントのように、移動平均線の並びが揃っているところでトレードしています。

私の過去のトレードを振り返ってみても、上手く行ったトレードの多くは、ストライクゾーンでのトレードでした。一方、失敗トレードのほぼすべては、ボール球でバットを振っていました。

選球眼に磨きをかけるために、今後もリーディングやペイント練習を数多くこなして行きたいと思います。

最後に、記事中で紹介している技とストライクゾーンに関して詳しく知りたい方には、以下の書籍をおすすめします。

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