「株トレード道場 – The Final」とは?
相場師朗氏の「株トレード道場 – The Final」は、計5回のオンライン動画レッスン形式(計20時間)のカリキュラムです。「株トレード道場 – The Final」は動画の公開収録もありますので、参加者はセミナーと同じ感覚で学べます。公開収録は、東京と大阪で行われます。
このセミナーでは、今や株式トレード手法のスタンダードとなった「うねり取り手法」、そして短期売買法の「ショットガン投資法」と「ショートトレード法」の最新理論が学べます。
これまでのセミナーと違い、「株トレード道場 – The Final」では、セミナー前に事前学習動画を視聴して、予習をしっかりとした上でセミナーに参加する形式になります。セミナーは録画収録されますので、後日、会員サイトで視聴することができます。
「株トレード道場 – The Final」では・・・
- 相場師朗氏のトレード手法の最新理論が学べる
- トレードの根拠が明確で再現性が高い手法が学べる
- チャートリーディング法(株価チャートの読み方)が学べる
- トレードするべき局面とそうでない局面が分かるようになる
- 損失を回避するために必要なテクニックが学べる
- 上達につながる練習方法が学べる
- 自分の得意な局面が分かるようになる
相場師朗氏の教え方は、回を重ねるごとに「分かりやすさ」が格段に増していると感じます。その理由の一つに挙げられるのは、売買の判断基準のポイントに呼び名を付けたことです。
例を挙げますと、
- くちばし
- トライ届かず
- 胃袋
- ものわかれ
などです。
これらは株式トレードをしている人なら「ああ、この場面か」と思うことかもしれませんが、各ポイントに呼び名を付けたことで理解度が飛躍的に高まりました。信じられないかもしれませんが、これらの「呼び名」により、トレンドの転換点に「意識が集中」するようになったため、より簡単に「売買ポイント」を見つけられるようになりました。
相場師朗氏は「売買ポイントの見分け方」、「利益を最大化させる方法」や「変動感覚の掴み方」を誰にでも理解できるように分かりやすく教えていますので、教わる側は同氏のやり方をその通り真似てトレード技術の習得を目指します。
同氏のトレード手法は今や「正しい知識」と「正しい練習法」を習得することで、誰にでも上達できるトレード手法になりました。
相場師朗氏がチャートを使って論理的に説明をして、それを100名を越すセミナー参加者の多くが理解して、実際にその通りにトレードして勝てるという事実・・・。これは誤魔化しがききませんし、まぐれで取れるものでもありません。この再現性と成功率の高さは、他の講師が教える株式投資セミナーと決定的に異なる点です。
以下の記事では、私がこれまでに参加したセミナーの感想を書いています。ご興味のある方はお読み下さい(1年以上前のセミナーで教わったことですので、今とはやり方が少し異なります)。
「株トレード道場 – The Final」の開催日程は以下になります。
- 第1回 2月19日(日)東京
- 第2回 3月12(日)東京
- 第3回 3月26日(日)東京
- 第4回 4月9日(日)大阪
- 第5回 4月23(日)東京
「株トレード道場 – The Final」で学べること
前述しましたように「株トレード道場 – The Final」では、以下のことが学べます。
- 確度の高いチャートリーディング法
- ショットガン投資法
- ショートトレード法
- うねり取り手法
- 練習方法
それぞれについて、過去の記事を交えて詳しくご説明して行きます。
チャートリーディング法に関する記事
相場師朗氏が教えるトレード手法は非常にシンプルです。同氏がトレード判断を下すための目印としているのは「日足」「週足」「月足」「移動平均線」「前の高値・安値」「日柄」「新値の本数」、そして「節目」だけです。
以下の記事では、「うねり取り手法」と「ショットガン投資法」の違いについての説明と、チャートリーディング法に関して、私が学んだことを書いています。
ショットガン投資法とは?
「ショットガン投資法」は「うねり取り手法」をベースとした短期売買手法です。ショットガン投資法では、確度の高いチャートリーディング法を基にして、「ほぼ確実に取れる」と思うポイントで買い(あるいは空売り)、そして数日で手仕舞いします。
「逆張り」が基本となる「うねり取り手法」と違い、「ショットガン投資法」は「順張り」となります。
「ショットガン投資法」は1~7日間の短期間で手仕舞いするため、資金効率が非常に良く、多額の投資資金をお持ちでない方にも有効なトレード手法です。
「ショットガン投資法」の詳しい説明は以下の記事をお読みください。
ショートトレード法とは?
このトレード手法は、相場師朗氏の手法の中では比較的新しい手法です。「ショートトレード法」は「ショットガン投資法」と「うねり取り手法」の中間に位置する投資法で、トレード期間は1週間から2週間程度になります。
厳密に言えば「ショートトレード法」のやり方は「ショットガン投資法」とほぼ同じです。「ショートトレード法」は「ショットガン投資法」のトレード期間を長くしたものになりますので、途中必要に応じて「つなぎ売買」や「乗せ」を行います。
うねり取り手法とは?
株価の動きには周期と言うものがあり、昔から「三月(みつき)またがり六十日」と言われるように、株には約3ヶ月周期で上げ下げを繰り返す習性があります。
「うねり取り手法」は、この周期的な上げ下げの一連の動きを「分割売買」と「建玉操作」のという利益を最大化させるテクニックを使い、1ヶ月~3ヶ月の一相場(ひとそうば)をトレードします。
また、「ショットガン投資法」や「短期売買法」では同時に複数の銘柄を手掛けますが、「うねり取り手法」では、自分が最も得意とする銘柄を1つに絞ってトレードします。
「うねり取り手法」のさらに詳しい内容につきましては、以下の記事をご参照下さい。
練習方法について
「うねり取り手法」と「ショットガン投資法」の練習方法は、パンローリング社のチャートギャラリーというチャートを使った「リーディングトレーニング」と、「相場チャート」を使った建玉操作の練習の2つがあります。
「リーディングトレーニング」は根気のいる練習方法ですが、変動感覚に磨きをかける効果は絶大です。これを数多くこなすと「建玉操作の練習」において、それまでと比べて精度が格段に高くなります。
以下の記事では、私がこれまでに相場師朗氏から教わった練習方法を紹介していますので、ご参考にしてください。
上手い人のやり方を真似ることが上達への近道
日本ハムファイターズの大谷選手が高校生の時に実践していた「オープンウィンドウ64(別名:原田式曼荼羅)」の考案者であり、中学校陸上部監督として7年間で13回の日本一を育てた原田隆史さんによりますと、現状を打破するには3つの方法があります。
- たくさんやる
- 工夫する
- 真似る
このうち、「たくさんやる」ですが、教え子は勉強と部活を両立しなければならないため、これには限界があります。また、「工夫する」ことは、生徒の工夫でできる能力の違いによって結果が左右されます。しかし、「真似る」ことは簡単ですし、誰にでもできます。ですので「上手い人のやり方を真似る」ことで、成功に到達する確率が高くなるとのことです。
相場師朗氏のトレード手法は、ラジオNIKKEIの「相場師朗の株塾」で公開されていますので、ご存知の方は多いと思います。そして、熱心なリスナーの方は「これこそが私が知りたかったトレード手法だ」ということを実感されていると思います。
相場師朗氏のトレード手法は、才能ある一部の人にしか真似のできない「職人芸」のようなものではありません。上達のために努力する決断をされた方でしたら、誰にでも身につけることができる「技術」です。
上手い人(相場師朗氏)のやり方を真似て基本の型を習得し、そして、反復練習することでトレードの確度がさらに向上します。
上手い人のやり方を真似たことで得た成果
「上手い人のやり方を真似る」ですが、これはNLP(神経言語プログラミング)のテクニックの一つで「モデリング」と呼ばれています。これは、結果を出してる人の「やり方」や「考え方」を真似て、自分が望む結果を出せるようにして行くというテクニックです。
私はこれまでの人生において、常に「成果を上げている人のやり方を真似る」ことで目標を達成してきました。もちろん、「真似る」というのは目標達成のための方法の一つですが、最短で成果を手にするには「上手い人のやり方を真似る」ことは、まず最初に取り組むべきことだと私は考えています。
英語学習とトレード技術上達のために、私が行ったことを例としてご紹介したいと思います。まずは英語学習法からです。
私は20半ばの時、脱サラしてアメリカの大学に留学しました。留学に向けて英語を勉強していた時に私がモデリングした人が、英語通訳者の松本道弘氏でした。
松本氏は留学することなく独学で英語を勉強して、アメリカ大使館同時通訳者やNHKの英語講座の講師などを務めた方です。
私が松本氏の英語習得法を徹底的に真似した理由は、この方の考え方が英語学習の本質を突いていると思ったからです。
私がやったことは以下のようなものです。
- アウトプットよりもインプットを重視した
- 日本人向けに手直しされた英語教材の使用は避けた
- Time, Newsweek, Reader’s Digestなどのアメリカの雑誌を多読・速読した
- ペーパーバックを多読した
- アメリカ映画を見まくった
- 英語のロジックを学び平易な単語を使って簡潔に伝えることを目指した
- 英語で日記を書いた
- 英英辞書を活用した(LongmanやOxfordなど)
- 常に英語に関連付けて考える癖をつけた
これらのことを実践してどうなったかといいますと・・・、
- 英語学習を始めて半年後に受けたTOEFLでは475点(PBT)を取った(短大合格ラインは450点)
- ニューヨークの短大に合格した
- 英語で考えられるようになった
- 渡米1年後に受けたTOEFLでは580点を取った
- ニューヨーク大学のフィルムスクール(映画学科)に合格した
- MBA入学に必要なGMATでは、数学よりも英語に重点を置き要求スコアをクリアした(これは私は数学が大の苦手だったからです)
- ニューヨーク市立大学のMBAスクールを卒業した
- “Series 7″と”Series 63″(日本の証券外務員資格にあたるもの)に一発合格した(まあ、これは一発合格が当たり前で、不合格になればクビになります)
発音矯正に関してはアメリカ人の友人に助けてもらったことがありますが、それ以外は松本道弘氏のやり方を継続した結果です。
本当に実績を上げている人のやり方をその通りに真似れば、望む成果を得られるものです。
次に株式トレード技術の習得です。これはもちろん相場師朗氏のやり方を真似ました。すべては書ききれませんが、主なことは以下のようなことです。
- 株価の動きの特性の見極め方
- チャートの読み方
- 分割売買と建玉操作の方法
- 日足、週足、月足と移動平均線の関係を知る
- 日柄、節目、周期、前の高値・安値などの目印の見方
- 底値圏と天井圏の見極め方
- ヘッジの方法を学んだ
- 変更感覚を磨くための練習方法
- 上昇局面、下落局面、ボックス局面での建玉方法
相場師朗氏のやり方を真似て得た成果は・・・、
- リーマンショックの時に空売りで儲けた(手掛けたのは1銘柄のみ。それも誰も見向きもしない地味な銘柄)(注1)
- 移動平均線を使うことで変動感覚の確度が上がった
- 株価の流れが読めるようになった
- 建玉の操作方法が身についた
- 「トライ届かず」の局面での空売りが得意技になった
- 「C局面飛び出し」での買いが得意技になった
- トレードするべき局面とそうでない局面が分かるようになった
- 狙って取れるようになった
- 手仕舞いのタイミングの判断力が向上した
- 不得意な局面であることを早めに察知する判断力がついた
- 分からない局面での不用意なトレードが減った
成果の例を挙げればきりがありませんが、以上のようなものです。
この「モデリング」というテクニックですが、語学学習や株式トレードに限らず、何にでも使えますので一生役立つ技術です。
株式トレードにおいては、上手い人のやり方を何度も繰り返し見ることで、基本の型を体得することができます。そして、トレードで成果を上げるための「思考回路」を養うことができます。従って、以下のステップで学習すればトレード技術は確実に上達します。
- 相場師朗氏の説明を正しく理解する
- 同氏のやり方を真似る
- 動画を何度も見て研究する
- 毎日の練習を欠かさない
- 自分の間違いに気づく
- 自分の間違いを正す
- 学んだことを実践トレードに応用する
4つ目の「毎日の練習」は必須です。「毎日の練習」を2週間も続ければ「習慣」になります。練習を毎日することで、ある日、これまでとは異なる視点から株価チャートを見ている自分に気づきます。つまり、これまで見えなかった売買ポイントが見えるようになってきます。これは私自身が体感しているので自信をもって断言できます。
「明確な目標」を持っていても、根性と気力だけでやり遂げようとしてもやがて疲れ果ててしまい、途中で諦めてしまうことがあります。というのも、いつの間にか “want to(やりたい)” が “have to(やらねば)” に変わってしまい、継続することが苦痛になってくるからです。
つまり、目標だけだと弱いというか、挫折しやすいんですね。「目標」というのは「目的地」に到達するまでの目印に過ぎませんので、「目的」あっての「目標」です。
しかし目的(成し遂げたいこと)がある場合、目標は目的地に到達するためにクリアすべき課題ですので、こう考えると目標は達成しやすくなります。そして、目標を達成するための行動は、食後の歯磨きのように「習慣」にしてしまえば継続することが楽になります。
(注1)当時、相場師朗氏は少人数を集めたカルチャースクールで「うねり取り手法」を教えていたのですが、私はその時の生徒の一人でした。
一発大儲けではなく安定収益を目指す
今回のレビュー記事のまとめとして、私のこれまでの経験から学んだお話をさせて頂きます。
「1億円プレーヤーになる」ことを目標に掲げるのも良いと思いますが、資金が少ない方にとっては到達までに時間が掛かりますし、プレッシャーも大きいと思います。なので、人によっては途中で嫌になり、挫折したりするかもしれません。
しかし、「ヘッジ貧乏をやめる」「損切り貧乏をやめる」「不用意なトレードはやらない」「建玉の長持ちの癖を直す」などといった、すぐにでもできることを目標にすれば、誰にでも達成できると思います。
実はこれ、私が以前に持っていた悪いクセなんですね。儲けたいという「欲」が強かったため、よく分からない局面でもついトレードしてしていたんですね。
それまでの私は、大きく利益を出していたのに、これらの悪いクセにより資金を溶かしていたことがよくありました。
失敗トレードを何度も検証したところ、同じような局面で資金を溶かしていることに気づきました。苦手な局面であるがゆえ、途中、私は必要以上にヘッジを入れてみたり、損切の回数が多くなっていたのでした。
その後、私は得意な局面ではさらに確度を上げる練習をして、それ以外では不得意な局面であることを早めに察知する判断力をつけるように努力しました。
そうすることで、不用意なトレードを避けるようになりましたので、失敗トレードが少なくなりました。つまり、これまで資金を溶かしていた局面でトレードしなくなったため、結果として利益が増えることになりました。
億トレーダーを目指すのもいいですが、まずは生涯にわたり安定した収益を得るための技術として、相場師朗氏のトレード手法を学んでみてはいかがでしょうか。
「株トレード道場 – The Final」では、トレード技術上達のために必要な確かな知識が提供されます。あとは行動に移すのみです。
募集は終了しました。